新潟スタートアップ勉強会

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組織におけるコミュニケーションについて

 本日の新潟市内はあいにくの雨模様。桜は散ってしまいましたが、これからはチューリップが見頃ですね。こんにちは!ひろぽんです!今回は組織におけるコミュニケーションについてです。


 多くの人々が、何らかの組織の中で働いています。組織で働くことは、1人で働くよりも様々な課題に対処することが必要になることが多いでしょう。


 組織の中で働くとき、私たちは何らかの役割を持つことになります。それは、新人であれば先輩の書類をコピーするような雑用かもしれないし、研修担当者であれば最近のゆとり世代の扱いにほとほと困り果てているかもしれません。


 そのような状況におかれたときに、私たちは本当に自分の役割を理解することができているでしょうか?あるいは、あなたは組織の中で何を成し遂げたいのか考えながら行動しているでしょうか?


 忙しく働き、目の前の仕事に忙殺されると仕事の質が低下し、まるで流れ作業になってしまっているなと感じる経験があるかもしれません。しかし、本当にそのような働き方を続けていても良いのですか?組織の一員として、たとえ役職の有無に限らず、人それぞれ得意、不得意な面は必ずあります。あなたにしかできない、他の誰よりも高いレベルでできる仕事は何でしょうか?それが、あなたの組織の中におけるポジションを決める決定的要因となります。



 職場においては、いろいろな人が働いているので、全ての人が同じ目標に向かって、協力しあって達成に向けて努力するということは思いの外難しいものです。どうしても、苦手な上司であったり、ウマが合う部下が出てきたりとコミュニケーションがしやすい人たちと集まってしまうことが多いかと思います。


 時々、話題になるのは苦手な人の話題でしょう。一緒に働くとき、どうしても集団の中にいれば合う人もいれば、合わない人も出てきます。そこで自問したいのは、なぜその人が苦手なのだろうかと理由を考えてみることです。


 例えば、ささいなミスを執拗に指摘してくる、仕事ができないのに人の仕事の邪魔ばかりしてくる、悪い噂を流し組織の雰囲気を悪くする...等。


 その理由については、相手の行動や性質を理由としたものとして考えてしまいがちではないでしょうか?しかし、相手に原因があると考えてしまうと、その人を変えなければ問題を解決できなくなってしまいます。ですが、人間は簡単には変わることができません。そうなると、相手が悪いのだからなぜ直してくれないのか?という不満が溜まるばかりで、関係もギクシャクしてしまい生産性が低下する可能性も高くなってしまいます。もしかしたら、ほんのささいな行き違いから誤解が生まれ、次第に溝が深くなるケースは多いかもしれません。


 1つの解決策としては、相手がそのような行動、考え方、価値観を持つことのうちの何割かは自分にも原因があるのだと考えることです。自分に原因があると考えると、相手を責めるだけではなくて、相手の視点で物事を考えられるようになります。自分に非がある可能性を考慮に入れれば、相手のポテンシャルを正当に評価できますしお互いに歩み寄る可能性も生まれやすくなります。互いに非難をすることは簡単ですが、組織というのは目的を共有し、それぞれのメンバーがお互いにコミットメントしあうことで生産性を高めることが可能です。お互いの弱みばかりに注目するのではなく、それぞれの強みを掛け合わせることで、強い組織作りが可能となるのではないでしょうか。




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