新潟スタートアップ勉強会

当ブログは新潟スタートアップ勉強会の様子や、起業に関するコラムなどを定期的に掲載いたします。

強みと弱みから成長する方法

 今回は、強みと弱みから成長する方法ということで、私なりの成長方法について書いてみたいと思います。仕事をしていると、自分の強みが何なのか、また自分の弱みが何なのかということを考えさせられる経験をすることがあります。


 例えば、私の場合はアドバイスや意見を求められることが多いなと感じることがあります。それは、日頃から自分なりの考えを持ち、それを上司部下隔てなく伝えているからではないかと考えています。これは、現状認識とそれに基づく課題抽出、さらには課題に対する改善方法の立案などを意識しながら仕事をすることができるということでもあります。この点は、私自身の強みとしてさらに磨きをかけたいと思っている部分でもあり、また日頃からそのような機会に恵まれているため、自然と成長できるような環境が作られていると言えます。


 では、反対に弱みを考えることが、どういう点で成長に繋がるのかということを説明したいと思います。人は少なからず弱みというものがあります。そして、自分の弱みがあることを欠点だと考えてしまい、それを直すことばかりに意識がいってしまう人がいます。


 自分は失敗ばかりしてしまう、素直に言いたいけれど相手に流されてしまう、強気に見えるけれど実は悩みが多いなどなどさまざまな弱みがあると思います。私も、自分の弱みという点で、大雑把であることや、世間の目を気にしないということなどがあります。特に、家族から指摘されることも多いです。しかし、これらは弱みという認識もできる一方で、これらの要素がプラスの作用をもたらす場面もあります。


 例えば、自分自信が本当にやりたいことが見つかった時に、世間の目を気にしてばかりいれば、本当にやりたいことよりも周囲に合わせて信念を曲げて生きるような選択をしてしまうかもしれません。しかし、その後の人生を考えた時に、周囲の意見を聞くということをした結果、満足でも、不満足でもない平凡な人生を歩んでしまう可能性は高いと思われます。重要なことは、弱みだと自覚しそれを受け入れるということと、弱みがマイナスになるのは状況や文脈に依存するということです。


 さらには、弱みというのはそもそも変えることが難しいものでもあります。性格的な要素というのは、一時的に違うことをしようとしても、結局のところ元に戻ってしまい変わらないことがよくあります。もちろん、その弱みが生活や仕事をする上で多大な悪影響を及ぼすようなものであれば、改善の必要があります。しかし、そこまでの影響がないものについては、無理に変えようとするのではなく、弱みを個性と捉えて、そこからいかにして成長機会を見つけるかということに注力したほうがいいのではないでしょうか。


 理想なのは、自分の強みが他者の弱みを補い、自分の弱みを他者の強みが補ってくれるような関係を築くことです。あなたにとって、理想のパートナーはどのような強みを持っていて、どんな弱みを持っているでしょうか?


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